先日、人材採用に関するセミナーに参加してきました。

そろそろ、新しいスタッフを受け入れる準備をしないといけないと考えたからなんですが、当然私たちが求める人材に選ばれる会社でないといけない訳で、その辺をどう知らしめるかを勉強する機会になりました。

セミナーの中で強く感じましたが、時代によって採用活動に必要なツールが大きく変化していくんですよね。

そういえば、サラリーマンの頃も採用活動でその時代の狭間を強く感じる出来事があったことを今でも覚えています。

たしか平成初期の2000年頃までは、ハローワークや求人誌での募集がほとんど。

特に求人誌への掲載は応募者を集めるための最大のツールでしたがそれなりに費用も掛かりました。

ところがそれ以降平成中期からは、求人誌での掲載では応募者が集まりにくくなります。

しかもそれはとても急速に変化したと記憶しています。

当時の心境は、去年まではそこそこ応募者があったのに、今回はなんで人が来ないの？でした。

よく調べてみると、この頃から求職者は求人誌から求人サイトに一気に流れていて、新卒採用も中途採用も求人サイトを使わないと話にならない状況に変わっていたのでした。

当然、景気の状況で採用者の確保には波がありましたが、求人サイトで募集すれば、応募者が来ないという状況にはならなかったと記憶しています。

そして今はどうか？というのが今回のセミナーで勉強したことです。

ニュースなどで人材難が頻繁に取り上げられますが、時代は進んで今や求人サイトだけでは人が集まらない。

では、求人に応募してもらえるためにどうするのか？

しかもコストを掛けずにというのが今回のテーマ。

そしてその答えは、求人ツールとしてSNSの活用でした。

SNSを活用して、求職者のニーズと会社が求める人材のマッチングを最適化していくことが今や当たり前のことなのだとか。

これ、知らずに従来通りの採用活動をやっていたら、会社的には費用は掛かるし人は来ないしの大やけどレベルです。

平成初期から平成後期、そして令和になった20数年で採用活動が全く別物に変化したんですね。

ただ今回のセミナー確信したとですが、時代によって求人に必要なツールやその活用といった手段やその方法は大きく変化してますが、時代とは関係なくいい人材と巡り会うために全く変わてないことがあることも認識。

それは、仕事に対する経営者の情熱なんですよねぇ。

情熱を共有することで、強いチーム力を発揮できるということを過去に学びました。

この先、私たちとその情熱で繋がれる人材との巡り合いを楽しみに、今後の採用活動についての準備を進めていきたいと思います。